WEB母子健康手帳によるソーシャル・イノベーション構想 | 事業を生みだし、未来を創る、事業構想大学院大学(東京・表参道)
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WEB母子健康手帳によるソーシャル・イノベーション構想

【起業】

プロジェクト概要

黒田 千佳くろだ・ちか
MPD 期生
株式会社137 代表取締役社長

なぜ、こういう仕組みが世の中にないのだろうか?

世界を見ると、どうだろうか?

地球上の乳幼児の死亡原因は、感染症、下痢、栄養不足が上位を占める。母子の安全を担保し、生まれる前から記録をつける日本の “母子手帳” が活かせないか。我々自身も、災害時に命にかかわる情報がなくなってしまう経験をした。

これらを背景にして立ち上げた「Save the Baby」プロジェクト。世界の公共財となる「Global Data Commons for Baby Care」構想を、MIT(マサチューセッツ工科大学)Climate CoLab Contests 2014に提案。グローバルファイナリストに選出され、審査員賞を受賞した。新たな社会的価値の共創(オープン・イノベーション)への挑戦を始めている。Save the Babyは、母子の健康データをデジタル化することだけが目的ではない。はじめは、災害弱者でもある妊婦さんや赤ちゃんの、リスクマネジメントにつながる仕組みが重要だと考えた。母子手帳を電子化しようと思ったら、まずはアプリ化などを思いつく。しかし、先進国だけで使えるものでは意味がない。途上国をはじめインターネットが繋がらない地域でも、多くの人が使っているのは電話だと気づき、クラウド電話を利用する APIを使ったシステムを活用し、世界の公共財としての「Global Data Commons for Baby Care」を構想した。格差(お金と知識と習慣がないゆえに、母子保健の現場は立ち遅れている地域)社会が引き起こす様々な問題が、災害弱者としての妊婦さんと赤ちゃんへの被害をより大きくしている。

女性にとって子供を産み、育てることがリスクではなく、豊かな人生の糧となり、エンパワーメントの向上につながる包括的な仕組みづくりを追求していきたい。

update

2015年12月 本プロジェクトを公開