地域活性
アスリートの知見を次世代へ
2020年に夏季オリンピック・パラリンピックの開催を控え、競技スポーツへの社会の熱気は高まっています。他方で、第一線で活躍したアスリートの引退後キャリア(いわゆる「セカンドキャリア」)、また第一線の舞台に惜しくも届かなかったアスリートの活躍の場については、依然として未開拓という実情があります。
もともと「アスリートが子どもたちのためにできることはないか」と考え、地域活性化を軸に活動していました。小学校での取り組みを考えていたところ、授業でやってみますか?という話を頂き、公立学校教員らと協議し、授業を開始しました。アスリートの経験やスポーツスキルを、子どもたちが理解しやすいような形で伝えていく『授業』と『講演会』が事業の柱になりました。
どんな事業にも『継続』するうえでの壁があり、描いた構想には成功が確約されているわけでなく、画一的な答えがあるわけでもありません。そのような中で、自分の思い描いていることを率直にぶつけると、応えてくれる同期生や先生方がいることは、大きな励みになりました。
全米選手権2連覇のチアダンサーによる「放課後MUCHU」
陸上100m全日本ファイナリストによる「MUCHU授業」
佐田元 稜
(さだもと りょう)
MUCHU 代表理事
東京4期(2017年修了)