事業承継
第2創業へ向けて、事業承継の見本となる企業へ
当社は、創業40年を迎え、創業者が退任することになったため、事業構想として「第2創業」をテーマに考えてきました。創業者が会社の将来に安心感を抱き、社員に会社を譲れるような事業構想計画を立てています。
社員が会社を継承するには、その社員が株主から、最も優れた継承者として認められる必要があります。そのための3つの条件は、「リーダーとして理念を正しく受け継げること」、「優れた成長戦略が描けること」、そして「従業員と顧客が支持してくれること」です。これらの条件を満たすための行動とは何か。一つ目の「理念の継承」は、創業者の言葉に耳を傾けることだと考えています。二つ目の「成長戦略」は、様々なフレームワークや、海外の事例を参考に、現在、構想を練っているところです。最後の「従業員と顧客の支持」は、従業員間での新理念の共有や、文化事業を通じて、満たされつつあります。事業継承で悩んでいる企業にとって、見本となる存在を目指しています。
岩下 雅則
(いわした まさのり)
株式会社インターオフィス 取締役 コントラクト事業部本部長
東京3期(2016年修了)