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「幸福感」で健康寿命を伸ばす インタビューサービス「声のアルバム」

広告代理店や事業会社でマーケティング、プランニング業務に携わってきた光川和子氏が、事業構想大学院大学大阪校に入学したのは2019年4月のこと。自身のこれまでの経験、身近な社会にあふれる課題がきっかけだったという。

「山口の典型的な地方のまちで18歳まで育ちました。そのまま大阪で就職しましたが、23歳で父が脳梗塞による全身麻痺の状態に。30代では実家で同居していた祖母が認知症を発症し、介護問題や離れて暮らす子側の気持ちを実感。患者本人だけでなく支える家族にも目を向けられる必要性を痛感しました」

通学の傍ら、大手通信会社の関西支社に職を得た。自治体などをクライアントとするスマートシティ推進チームに配属されると、地域の課題、高齢化や移動問題と向き合う業務内容が、自らの問題意識と重なっていった。

「団塊の世代が高齢化を迎える日本では、どこの自治体も課題だらけです。人も減る中、そこをICTで補完する手段が求められますが、ただ単にツールやデバイスを配置するだけではうまくいかない。その課題が発生する土地の歴史や地域特性、人の想いといった背景を丁寧に探りながら、長期的視点で施策を組み立てる力が必要です。地方においてもデジタル活用は大きな助けになりますが、言葉に出さない空気感や目の前の人の気持ちをくみ取る、やっぱり人間が本来持っている力は必要だと思います」

 

出典:事業構想オンライン https://www.projectdesign.jp/articles/54cfc092-0959-4831-8e44-82ba92307876

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光川 和子

光川 和子

(みつかわ かずこ)
3good代表・事業構想修士
大阪校2期生(2019年度入学)