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鉄道から商店街へ、知見と技術を応用 川崎重工の新規事業

永原氏は川崎重工にエンジニアとして入社、技術研究所で鉄道車両やバイクの強度研究に10年以上携わる。2016年に鉄道車両事業部門に駐在したことが転機になったと振り返る。

「鉄道車両事業の新規事業を考えるワーキンググループに参加し、初めて事業企画に関わりました。リアデューの元となるアイデアは実はこのとき生まれたのですが、当時の提案は全くうまくいきませんでした。その過程で事業構想手法を体系的に学びたいと思うようになり、事業構想大学院大学と出会いました」

2019年度に入学し、森井理博客員教授(パナソニック執行役員)のゼミに所属。「マーケティングの第一人者である森井先生からは、顧客への提供価値の考え方やステークホルダーとの関係性の作り方だけでなく、持続的に事業が成長して社会へ価値を提供し続けるために大切なことを数多く教えてもらい、その知見は現在の事業構想に活かされています」

大学院で出会った同期たちも重要な財産だと永原氏は言う。「事業構想大学院大学の院生は企業派遣でも部署は様々で、個人で入学した経営者や起業家も多くいました。多様性に溢れていて、特にエンジニアの私にとっては、自分で商売をしている人のビジネスに対する感覚はカルチャーショックでした。皆で理想を語り合えること、それが許されている環境がすごく心地良かったですね」

修了時に提出した事業構想計画書では、バーチャル電車空間で乗客同士の情報発信・コミュニケーションを可能とする“Virtual TRAIN Network”を構想した。

「鉄道車両事業に携わる身として、電車内の時間価値の低さに課題を感じていました。また、電車内で急病人やトラブルが発生しても見て見ぬふりをする人が多いという課題意識もありました。Virtual TRAIN Networkは公共の秩序を壊さない大前提で、乗客同士の情報発信のハードルを下げる施策として考案しました。これにより、迷惑行為に対してリアル空間では声を上げ難いときでもバーチャル空間なら助けを求めやすくなると考えたのです」

 

出典:事業構想オンライン https://www.projectdesign.jp/articles/e6321e7b-3193-4a88-a50f-b79a9902b754

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永原 斉

永原 斉

(ながはら ひとし)
川崎重工業 技術開発本部 技術企画推進センター
ソリューション企画部 基幹職
事業構想修士
大阪校2期生(2019年度入学)