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現役院生

新鮮な気づきと出会い
アイデアが広がる環境

 

<プロフィール>
市川 文子さん
株式会社ホツマプラント
仙台校 2024年度入学

建設工事の現場から発生する建設発生土(残土)を良質土(改良土)として再生させる事業

を展開する株式会社ホツマプラントで、販売、営業を統括している。

 

 

社長が背中を後押し、開校時からの念願がかなう

2023年に事業構想大学院大学の仙台校が開校した時から、いつかは通ってみたいと思い、タイミングをうかがっていたという市川さん。「業務が多忙なタイミングと重なっていたため、いずれ仕事が落ち着いてから通いたいと思っていたのですが、ある場で事業構想大学院大学の田中学長のスピーチを聞く機会があり、その時にぽろっと『私も事業構想大学院大学に行きたいと思っているんです』と言ったところ、周りにいる人がぜひ言ってみたらと勧めてくれて、そのことを社長に伝えたところ、『行ったらいいじゃない』と背中を後押ししてくれて通うことになりました」と通うことになった経緯を語る。

「自分の好きな授業はすべて受講してみたい」と思って単位を選んだところ、結果的に火曜、水曜、木曜、土曜の週4日大学に通うこととなった。平日は17時半に勤務を終え、18時半から21時50分までの授業を受講している。「通う前は仕事と授業を両立できるかなと不安だったのですが、どの授業からも新たな気づきを得ることができています。オンラインで受けようと思えばできるのですが、対面で受けたほうがエネルギーをいただけて疲れが飛ぶ感じです。就寝時間が遅くなり、朝早く起きて1日に食事を作ることにしているので睡眠時間は短くなっていますがむしろ気持ちに張りが出ています。高3で受験生の下の娘に背中を見せることができていますし、家事も手伝ってくれています」と、表情には充実感が漂う。

 

授業も人との出会いも「すべてがただただ楽しい」

「授業はすべて面白い」と話す市川さんだが、あえていくつか気になる授業を挙げてもらった。まず「ヘルスケアと事業構想」。「ヘルスケアとふだんの仕事は全く結びつかないのですが、私自身もともとヘルスケアにはすごく興味があって、社会人になってあらためて勉強する機会を得られたことがうれしく、自分でなんとなく思っていた予備知識についてそういうことだったんだという気づきがたくさん得られています。来週発表が控えているのですが、たぶん完成度が高い内容になっているので、先生も喜んでくれていると思います」と手ごたえを得ている様子だ。

「観光まちづくりと地域における事業構想の授業は、それぞれ先生が非常に具体的でいろんな事例を教えてくださるのでワクワクしながら授業を受けています。事業構想大学院大学でしか聞けないゲストスピーカーの経営者の方の講演を聞くことができるのも貴重な機会です」と語る。そして「プレゼンテーションの授業も受けたことで、苦手だったプレゼンテーションも少しは進歩できたかなと自分では思えています」と語る。

また、院生同士の交流も楽しみの一つだという。「本来ならば出会えるはずのない経営者の方や、若い世代の方々と一緒になって一つのテーマについて議論しながら構想を練り上げていくプロセスを共有できることも貴重な経験です。先生方も非常にフランクに話しかけてくださり、一緒にお食事をする機会には、先生のまた新しい一面を知ることができて楽しいです」と市川さん。「ただただ本当に楽しい」と会話の中に何度も出てくるその言葉からも、授業を受講することで新しい知識と自分を発見できる喜びが満ち溢れている様子が伝わってくる。

 

会社と大学院の両立は「通ってみれば何とかなるもの」

「もちろん入学前には事業構想大学院大学で得られることに期待して来たわけですが、期待以上の結果が得られています。周りからは大変ですねとよく言われるのですが、先生、院生との出会いは今までの人生にはなかった経験で、事業構想大学院大学来ていなければこれからも出会うことはなかった人たち。本当にここで学んでいる私たちは素晴らしい人生経験をもらっているなと感じています。仕事との時間の配分を不安に思う人もいるでしょうが、通い始めたら何とかなるもの。時間がないからというのは言い訳にならないと思います」。最後まで市川さんの事業構想大学院大学に対する愛はとどまることはなかった。

 

 

市川 文子

市川 文子

(いちかわ ふみこ)
株式会社ホツマプラント
仙台校3期生(2024年度入学)