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事業構想大学院大学 東京校

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〒107-8411 東京都港区南青山3-13-16
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03-3478-8411

セミナー・説明会

院生・修了生紹介

  • 東京校11期 [2023年度修了]
    金融業

    「修了してからがスタート」

    「学び」をテーマに構想実装の準備中

    「入学当初は、明確な起業の意思を持っていたわけではありません」そう語るのは東京校11期生の松下さん。修了後にどのような活動をしているのか、入学のきっかけと合わせて話を聞きました。

    入学の決め手となった構想力

    私はこれまで、ATMに関連する監視・コールセンター業務に10年ほど従事してきました。日々の業務に追われるなかで、ふと「自分の視野は狭くなっていないか」と感じるようになったんです。そんなとき、社内で新規事業を考えるプロジェクトに参加する機会があり、自らの知見の限界を痛感しました。「もっと広い世界を知りたい」「事業を構想する力を身につけたい」――そう考え、学び直しを決意しました。

    事業構想大学院大学のことは、ネットで「リスキリング」や「大学院」「新規事業」などのキーワードで調べていた際に知りました。入学前には福岡キャンパスで開かれた無料オンライン講座にも参加し、自分のペースでじっくり学べそうだと感じたことも、入学の後押しになりました。
    実は他のビジネススクールのことも調べたり、実際にオープンの授業に参加したりしていましたが、本学の「構想力を鍛える」点に惹かれました。実際に新しい事業を立ち上げるには、自ら問いを立て、実行に向けて進めていく力が必要で、ここならそれが磨けると思ったのです。

    教員との出会いがつないだ縁

    私は明確な起業計画を持って入学したわけではありませんでした。そのため、他の院生の熱意に圧倒される場面もありましたが、同時にそうした環境に身を置くことが自分自身の刺激となり、成長につながったと感じています。授業やゼミでの出会いから、同じ社会課題に関心を持つ方と話す機会が生まれるなど、学びは教室の外にも広がっていきました。
    特に印象的だったのは、見山先生との出会いです。私は子ども向けにアントレプレナーシップ(起業家精神)を育むような学習塾を構想していたのですが、先生の授業はまさにそのテーマと重なっていました。先生が私の故郷・鳥取県にゆかりがあったこともあり、町長と面会するなど地域と自身の構想を結びつけるご縁もできました。いずれ鳥取に戻ることになるとき、こうした出会いやネットワークは何にも代えがたい財産です。現在は準備を進め、来年以降に実装していきたいと考えています。

    事業を起ち上げた先にあるもの

    もちろん、学びの中で思い通りにいかないこともありました。2年間で構想を形にしきれなかったという思いもありますが、それでも「ここからが始まりだ」と思えるのが、本学で得た一番の成果かもしれません。今では、事業を立ち上げること自体がゴールではなく、それを通じて誰に、どんな未来を届けたいのかを考え続けるようになりました。この視点は、ここでの学びがもたらしてくれた大きな変化です。
    もし、入学を迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ一歩踏み出してみてください。業界や組織の枠を超えた出会いがあり、自分の可能性が確かに広がっていくのを実感できるはずです。私自身、ここで得た学びと仲間を糧に、次のステージへと進もうとしています。

  • 東京校13期 [2024年入学]
    電気機器メーカー

    技術と社会の橋渡しとなる人材を目指す。

    まずは、現在のお仕事について教えてください。

    横河電機で、主に工場DXに関わる製品の開発を担当しています。具体的には、センサーや測定器、制御システムなどの開発に携わるだけでなく、お客様のもとに出向いてシステム提案をしたり、企画部門と連携してPoC(概念実証)を行ったりと、開発から現場への実装まで幅広く関与しています。

    事業構想大学院大学には企業派遣での入学とのことですが、きっかけは?

    会社の人事部が設けている社内研修制度の一つとしてこの大学院を紹介されたのがきっかけです。自分で見つけたわけではなく、上司からの推薦でした。正直、最初は戸惑いもありましたが、ちょうど技術だけに偏った業務の中で、アウトプットに限界を感じ始めていた時期でもありました。

    「このままの視点だけでは、もっと先の課題に踏み込めない」と思っていたところだったので、別の軸から物事を捉える力を身につけたいと考えるようになり、志望を決めました。

    事業構想という選択をされた理由は何だったのでしょうか。

    MBAは会計やファイナンスといったマネジメント分野の専門性が高く、自分にとっては若干距離のある分野に感じました。それに対して事業構想大学院大学は、現場での新規事業開発や構想立案といった“実務に直結する学び”が多く、今の業務とも直結している印象を受けたんです。
    技術に強みを持つ自分だからこそ、社会やビジネスという視点を補完する学びが必要だと感じたことが決め手でした。

    働きながらの通学は大変ではありませんでしたか?

    最初はものすごく不安でした(笑)。講義は18:30から始まるのですが、私の職場が三鷹にあって、そこから表参道まで1時間前後かかるんです。「間に合うのか?」「体力的に大丈夫か?」と心配していました。
    でも1年間通ってみた今振り返ると、そうした心配は杞憂でしたね。会社のメンバーにも配慮してもらっていますし、企業派遣という立場だからこそ周囲の理解も得やすかったです。

    実際に学び始めて、どのような変化を感じましたか?

    技術職としては、自分の専門に閉じこもってしまいがちな面があります。でも、構想という視点から世の中を見るようになって「あ、ここにニーズがある」「この技術を社会実装するにはどうすればいいか」という思考が自然と湧くようになりました。
    また、授業でのディスカッションを通じて、全く違う業界・業種の方の考え方や視点に触れたのも刺激になりました。業務だけでは決して得られない視点です。

    最後に、これからの展望をお聞かせください。

    これから構想計画書の完成に向けて追い込んでいく時期ですが、将来的には、現場の技術と社会の橋渡しができるような役割を担いたいと考えています。今ある技術をどんな社会課題にどうやって活かすのか、そのストーリーを描ける人材になりたいです。
    この大学院で得た視点を、自社の中だけで完結させず、外に向けて発信し、協業の機会も創っていけたら理想ですね。

  • 東京校10期 [2022年度修了]
    システム会社

    「仕組みを作り、世界を変えたい」

    MPDで気付いた構想の可能性

    研究者、ITエンジニア、そしてITコンサルタントという異色キャリアを持つ宿谷大志さんは、なぜ事業構想大学院大学で学ぶ道を選んだのか。入学のきっかけや、研究者としての視点から見た“構想”の可能性について話を聞きました。

    研究者からビジネスの世界へ

    私は学生時代、博士課程で宇宙物理を研究していました。宇宙や星が好きというより、時間や空間といった「仕組み」そのものに関心を持っていたんです。幼いころから好奇心が人一倍強く、「この世界の構造を知りたい」というのが原点でした。

    30歳手前まで研究の世界にいたのですが、徐々に社会で働く友人の話を聞くようになり、ITが社会構造を変えはじめている流れに惹かれて、ITのスタートアップ企業にエンジニアとして入りました。その後、ITを使う側の視点も持ちたいと思い、現職のITコンサルタントに就きました。
    大きな転身と捉えられることもありますが、自分の中では“飛び地”とは感じていなくて。物理では「仕組みを解き明かす」ことに興味がありましたが、ITやビジネスでは「仕組みを作り、変える」ことができる。それがとても面白く感じたんです。ある種の必然だったのかもしれません。

    必要なのはテクニックではなく構想

    本学に入学したきっかけは、現職に就いてしばらくした頃、自分の中で「いずれは何かを自分でもやってみたい」という思いが強くなってきたことです。とはいえ、20代のほとんどを研究室で過ごしていたので、どうビジネスを始めればいいのか分からない。友人たちと「何か一緒にやろう」とアイデアを出し合っていた時期もあったんですが、アイデアの良し悪しで議論がループしてしまって、なかなか前に進みませんでした。
    これは体系的にビジネスを学ぶ必要があるぞと思って調べていたところ、「MPD(事業構想修士)」という言葉に出会いました。ビジネス書で学べること以上の何かが得られそうだと感じたんです。
    明確な資格が欲しかったわけでもないし、いわゆる“経営のテクニック”を学びたかったわけでもありません。本で得られる知識は本で学べばいいですし。自分に必要だったのは、それよりも「どう事業を構想するか」という視点だったんです。その点でMPDは、“ビジネスアイデアを社会に実装する設計図を描く”というアプローチが特徴的で、肌に合っていると感じました。

    自分の想いを社会とつなげていける場所

    実際に学んでみると、研究も構想も「問いを立てて、構造を明らかにする」という意味では似ていることがわかりました。特に構想計画書をつくる過程では、自分の関心と社会のニーズがどこで交わるのかを考える必要がある。それって、ある意味では研究テーマを立てるアプローチと同じなんです。
    構想は、単なる思いつきやブレストではなく、論理的に積み上げていくプロセスであるという実感を持っています。
    アカデミック出身の自分にとっても、MPDはとてもフィットしました。自分の思いや関心を社会とつなげていくことができる場所です。「自分の関心を事業として形にしたい」「仕組みをつくりたい」――そう考えている方には、きっと新しい視座を与えてくれると思います。

カリキュラムについて

2年間のカリキュラムを通じて、プロジェクトデザインの基礎と応用を体得し、各個人の事業構想を、より実現性をもった計画書へと落としこみます。
1年次は事業構想の本質的理解と、講義による多くのインプットを通じて事業の種を発見します。2年次には、構想案を検証し確信を得て、マーケティングや経営学など自身の構想を実現するためのプロセスを習得すると同時に、教員や院生、150名を超える外部講師とディスカッションを重ね、事業構想計画を策定します。

教員紹介

構想研究を指導する、多彩な教員陣。
各分野で活躍する専門家や、豊富な実務経験を持つ教員が、あなたの学びを力強くサポートします。

ゲスト講師

最新事例として社会の第一線で活躍するゲスト講師を招聘。
イノベーションを導いた経営者、新規事業を成功させた人、連続起業家、クリエイター、研究者、文化人などから、
教授陣のファシリテーションにより、最新事例や豊富な実践知を吸収しています。

ほか、創業経営者・最先端分野研究者・クリエイター・哲学者など多数(肩書は講演当時)