理事長挨拶

Message

構想の普及と、構想人材の育成。

 時代の大きな転換点において、最も必要とされるものは構想です。経済領域では、新たな事業のアイデアやビジネスモデルの開発が待たれ、社会領域では、人類共通の課題に向き合い、持続可能な成長を果たすための政策構想への期待が高まります。本学では、誰もが有する経営資源を活かして、理想の全体像を描き、その実現に向けて考えをめぐらし、組み立てていく研究の普及と環境の拡大に注力をしています。

 環境と経済の両立のもと、社会の一翼を担い成長を果たしていくために、企業は新事業にチャレンジをしながら次代の本業を模索し、行政は地域に必要な企画を立案し、政治は政策を構築します。理念に基づき、理想に向けて常にアイデアを考え、多様な人々と議論をすることは楽しいことです。多様な知性に触れて、先人の叡智からも、共に生きる仲間からも知恵を得て、自らを育む「自育」の精神と行動が社会人大学の研究であり存在価値だと感じます。

 これからも社会は急速に変化をしていきます。組織も個人も軸を持ち、構想を考えて発信をしていくことで、未来は活性化すると確信します。構想があれば、デジタル・AI も有効に活かしながら目指す姿に向かっていけます。構想ができる人材が日本各地で育つことを願い、私どもも新しい教学と大学経営に挑んでまいります。

 構想は夢と希望であり、その先に見える姿は平和と繁栄です。夢を形にする礎を、実践知の基盤として、皆様方とともに創り発展させていきたいと願っています。

学校法人 先端教育機構 理事長 あずまひで
Hideya Azuma

プロフィール

25歳で起業し、これまでに14社を起業。多様な領域の事業経営を行うとともに、事業承継、M&Aも実現をしながら大学院で学び、博士(商学)を取得。東京大学大学院工学研究科、新領域創成科学研究科等で研究し、理論と実務の融合を実践してきた。
2011年文部科学大臣の認可を経て、事業構想大学院大学(2012年)、社会構想大学院大学(2017年)を開学し、構想の研究・普及と構想人材の育成に取り組む。
著書に「統合型ブランドコミュニケーション」(早稲田大学出版部、 日本広報学会賞 教育 実践貢献賞)など。全広連日本宣伝賞・吉田賞受賞。