福岡校
事業構想大学院大学 福岡校
ギャラリー
アクセス
- 住 所:
- 〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル4階
- 最寄り駅:
- JR、地下鉄「博多」駅 博多口直結
- 電 話:
- 092-419-8411
セミナー・説明会
-
イベントオンライン事業構想研究科福岡説明会九州地域未来構想人材育成プログラム【福岡+オンライン開催】10/30開講
変化に対応するだけで、これからの未来を描けるだろうか。 市場、顧客、働き方、技術、地域。私たちを取り巻く環境は、変わり続けています。だからこそ必要なのは、変化に追いつくだけではなく、変化の先を見据え、自ら未来を描く力。そ...
詳細 -
イベントオンライン事業構想研究科福岡説明会九州地域未来構想人材育成プログラム【宮崎市開催】11/5開講
変化に対応するだけで、これからの未来を描けるだろうか。 市場、顧客、働き方、技術、地域。私たちを取り巻く環境は、変わり続けています。だからこそ必要なのは、変化に追いつくだけではなく、変化の先を見据え、自ら未来を描く力。そ...
詳細 -
イベントオンライン事業構想研究科福岡説明会九州地域未来構想人材育成プログラム【天草市開催】10/29開講
変化に対応するだけで、これからの未来を描けるだろうか。 市場、顧客、働き方、技術、地域。私たちを取り巻く環境は、変わり続けています。だからこそ必要なのは、変化に追いつくだけではなく、変化の先を見据え、自ら未来を描く力。そ...
詳細
院生・修了生紹介
-
福岡校13期 [2024年度入学]
新規事業開発
事業構想は「総合格闘技」である
アイデアを出す最高の環境
―――大学院に入学して1年が経ちましたが、いかがでしょうか。
事業構想大学院大学では、自分が頭の中で考えていることを、自分の中で言語化して、それをアウトプットするという、アイデアを出すサイクルを、絶え間なくずっと回し続けられている点が大きいです。ただインプットするだけではなく、アウトプットを積み重ねることによって、考えられるものの幅が広がり、質も向上してくると思います。上司も、よりパワフルになったと言ってくれています。
―――事業構想のアイデアはたくさん出せていますか。
はい。新しいアイデアがどんどん出ています。1年次からアイデア発想して、授業や発表会を通じて、数多くプレゼンする機会があります。そういった経験のなかで、基本的な「自分の軸」ができてきています。自分の軸をからピボットして派生してうまれるアイデアも多いです。
―――アイデア出す「コツ」はありますか。
やはり、考え続けること、「反復練習」が大事だと思います。その場合に、自分一人だけで考えていくだけではなく、周りの人も巻き込んで、アウトプットしながら相手の反応を見て、相手から返ってきたことをまた自分の中で考えていくのを繰り返していくことで、さらによいアイデアは生まれてくると思います。そういった点では、教授もそうですけど、同級生の院生も、アイデア出しの際の「壁打ち相手」として身近にいるというのは、最高によい環境です。
一種の「総合格闘技」
―――猿渡さんにとって「事業構想」とはどういうイメージでしょうか。
私は、事業構想というのは、一種の「総合格闘技」だと思っています。いろいろな構成要素があって、それが凝縮されてできるものかなと思っています。それは、教授と語るだけでもダメで、同級生と語るだけでもダメで、自社の人と語るだけでもダメで、本を読むだけでもダメだと思うんですよね。それを総合させているからこそ生まれるものがあるのではないかと思います。それができる環境が事業構想大学院大学にはあります。
―――フィールドリサーチも積極的にされていますね。
フィールドリサーチは、事業構想大学院大学の「事業構想サイクル」の5ステップのひとつです。完成形ではないまだ構想案としてまとまった段階のものでも、とりあえず試しにやってみようっていう形で、仕事の中で、実際に取り入れてみることもあります。フィールドリサーチでは、ユーザー視点というか、誰に価値を提供できるのかとか、その価値って何だろうか、といったことを大切にしています。そうすることで、いつ、どこで、誰がどんなタイミングで何を欲しいのか、と、レイヤーを分けながら考えられるようになってきています。
「何かやってみたい」という気持ちが大切
―――大学院に興味を持っている方にメッセージはありますか。
事業構想大学院大学は、構想テーマが明確な方ばかりが集まっているというイメージがあるかもしれませんが、必ずしも入学に際して、特に明確な目的やテーマが必要というわけではありません。「何かやってみたい」という気持ちがあれば大丈夫です。大学院でいろいろなことに取り組んでいるうちに、自分が取り組んでみたいテーマや構想が自然に固まってくると思います。
―――大学院での1年間でいちばん何が変わりましたか。
そうですね。視点とか視座がまったく変わってくるので、自分の仕事のなかで何をやるかというよりかは、生きていくなかで、自分は、どう世の中に価値を提供したいか、それが社会にどう影響するか、という視座で物事を発想するようになってきます。そういう意味では、大げさではなく、「人生が変わる」と思います。
-
福岡校12期 [2025年修了]
情報通信
大学院での構想が実現、AIサービスを事業化
「ゲンバのAI」構想
―――入学のきっかけは?
QTnetは、九州を中心に通信インフラやインターネットサービスを提供する会社ですが、私は、入学する前は「サービスデザイン部」という既存事業のサービスを作る部署に所属していました。その部署では、ニーズ調査を行うことがありましたが、会社の中では、体系だった手法が確立しておらず、なかなか教わる機会もなかったので、マーケティングや市場調査などを習得したいと思ったのが、事業構想大学院大学に入学したいと思った最初のきっかけです。
―――在学中に新規事業開発の部署に異動されていますね。
はい、入学してすぐに「YOKAプロ 新規事業創発グループ」という部署に異動となり、仕事でも大学院でも新規事業について考える毎日となりました。はじめのうちは、自分が「こういう事業をはじめたら面白いのではないか」と発想していました。いろいろな試行錯誤がありましたが、結果的には大学院の2年間で「分散型作業現場向けDXサービス事業~ゲンバのAI」を構想し、それが会社の新規事業として商品化・サービス化することが決まり、準備を進めています。
この構想は、専用水道事業や電力、ガスなどのインフラ企業、建設工事などの作業現場における紙の作業管理表と帳票を電子化し、そのデータを生成AI(QT-GenAI)で解析することによる業務効率化と、特定の人に依存している業務を標準化することを目指すものです。この構想は、デザインシンキング的に、個別に自社の工事の担当者とか工事会社、私達の委託先の工事会社の担当者の方と話を1時間とか2時間ずっと話をしている中で、現場では、大げさなことではなく、実はこういう簡単なことで、もしかしたら困っているのではないか、というのを見つけて、構想したものです。
「ウオーターフォール型」から「アジャイル型」に
―――構想を進めるうえでカベになったことはありましたか。
QTnetは九州電力のグループ会社ですので、安全第一で「問題があってはならない」という意識が絶対的にあります。電力やITといったインフラを扱う会社にとって、計画的に確実に実行することは大切で重要なことです。しかし、新規事業を進めるうえでは、慎重すぎる企業文化が、時には障壁となる場合もあります。たとえば、何か自分がアクションを起こそうとした時に、まずは上司に確認をして、その上司は、さらに上位の上司に確認をとって・・・というプロセスを何段階にもわたって踏んでいく必要があります。
システム開発において上流工程から下流工程へと計画的に進める開発手法を「ウオーターフォール型」といいますが、そうした文化が社内でも馴染んでいます。その結果、自分から考えて、発案して動き出すよりは、まずは指示を待って、前例があるか、問題がないかを確認していくことに重点がおかれがちになります。
―――そうした企業文化の中で、どのようにして新規事業を進めていきましたか。
柔軟に仕様変更をしていく「アジャイル型」を目指しました。サービスの品質がしっかりしていれば売れるだろう、という感覚ではなく、顧客対象となる方とのコミュニケーションを徹底的におこないました。大学院の事業構想サイクルでは「フィールド・リサーチ」にあたりますが、半年間にわたって実証実験を繰り返しました。対象となる方との日常のコミュニケーションを通じて、実証実験の目的、意義についてしっかり伝えた上で実証実験を実施していかないと、効果測定もできないし、実際にいくらで売れるかといった想定もなかなかできないことを思い知らされました。その結果、事業構想計画書でまとめた構想からは、多少ピボットはあったものの、事業化に向けてすすめることができています。
社会からみた自社の価値
―――新規事業開発に携わるなかで得られたことはありますか。
これまでの社会人経験を振り返ってみて、あらためて会社の内部ばかりを見ていたことに気づかされました。事業構想大学院大学に入ってからは、社内での評価がどうかとか、上司が自分をどう思うかよりも、社会からQTnetがどう見られているか、社会がQTnetに対して何を求めているか、あるいは、自分のすぐ近くにいる社外の方たちが自分に対して何を期待しているか、自分は何ができるか、という視点に切り替わりました。
会社としては売上や利益を確保していくかということはもちろんありますが、社会から見て我々の提供する商品やサービスにどんな価値があるか、ということを様々な視点から洞察できるようになったことが、この2年間で一番大きく学ばせていただいたことです。 -
福岡校13期 [2024年度入学]
鉄道事業
鉄道に新しい価値をつけていく
異業種の仲間たちからの気づき
―――入学のきっかけを教えてください。
上司から、会社の大学院派遣制度で、事業構想大学院大学に行ってみないか、と声をかけられたのがきっかけです。私自身、入社以来一貫して、鉄道事業を担当してきました。将来の鉄道を考えていく上で、新しい考え方や新しい知識といったものを私自身が求めていたということもあり「ぜひ行かせてください」ということで挑戦しました。
―――本田さんは、JR九州と本学との「人材開発連携協定」にもとづく初めての院生です。
連携協定による派遣としては、私が初めてですが、これまでも企業派遣として派遣されていたJR九州の社員がいました。入学するにあたって、これまでに修了した方に大学院の様子を聞きました。やはり日頃の仕事では出会えない人に出会えて、いろんな刺激を受ける場だと聞いて、楽しみにしながら入学しました。
―――実際に入学してからの印象はいかがでしょうか。
経験豊富な教授陣がいらっしゃいますので、事業構想に関する新しい知識を得ることができて楽しいです。また講義以外の場でもいろんなコミュニケーションの場があり、いろいろな考え方に触れるというのが私自身の刺激になっています。同期の院生も、私の業界とは異なるメンバーが集まっています。
授業ではグループワークやディスカッションを通じてアウトプットを出すといったことをしていますが、その過程で私自身の持ってない価値観であるとか、物の見方、考え方に触れるというのは非常に楽しいなと思いながら1年間過ごしてきました。―――それは会社の中では得られない刺激ですか。
そうですね。会社の中でもいろんな人と話すという場は当然ありますが、同じ業界の限られた範囲で触れることが多いですので、全く違う業界の方と話していくというのは私にとって新しい経験でした。
―――講義以外でもコミュニケーションの機会はありますか。
講義以外の時間にも院生同士や教授とも気軽に話をしたり、時には、授業後に懇親会を開催することもあります。講義に関する話を結構します。あの授業がああだったよとか、あの時の発言は実はこういう考え方だったんだよとかですね。そういったことをしながら、相手の考えている意図であるとか、相手のより深いところというのを、授業外のコミュニケーションを通じて知ることができています。
新しいアイデアが生まれるチャンスに
―――この1年間でご自身が変わったと思われることはありますか。
自分の今までの価値観や経験にないことを聞いても、かつてであれば、「これは自分には関係がないことだ」とシャットダウンしていたことが、いまでは、「何か自分にも活かせるのではないか、新しいアイデアが生まれるチャンスではないか」、という姿勢で話を聞くようになりました。これは、講義や院生同士のコミュニケーションを通じて得た私自身の大きな変化だと感じています。
―――どのようにして変わっていかれたのでしょうか。
ディスカッションでも、「私の考えはこうなのだ」、と単純に自分の意見を貫くではなくて、相手の意見を聞いて、「何か自分にプラスになるものがないか」、また「何か相手に伝えられるものがないか」、というようなコミュニケーションをとるように次第に変化していきました。意見の聞き方、受け止め方、捉え方というのが本当に変わったなと実感しているところです。
鉄道の役割と責任を果たすために
―――2年次になって、ゼミでご自身の事業構想計画にも取り組まれていますが、どのような構想を考えているのでしょうか。
1年間の大学院生活を通じて、鉄道サービスの見え方も変わってきたと感じています。これまでは、鉄道を運行するという目線で見ていたのですが、それに加えて何か新しい価値を生み出せるポテンシャルがあるのではないかといった目線で見るようになっています。私自身は鉄道事業を主な仕事としていますので、将来の鉄道がお客さまに新しい価値を提供できるようにといったことで考えていきたいと思っています。
私自身は世の中をつなぐ、そして継続していく。そういった目線で、鉄道事業に限らず、様々な事業を見て、そこで何かできないかということから発想しています。―――大学院での経験を、本田さんご自身はどう生かしていきたいと考えていますか。
やはり私は企業から派遣をされてきていますので、大学院での成果を会社でも活かしていきたいという思いがあります。鉄道の未来を考えると、たしかに難しい面もありますが、お客さまを目的地にお届けするという「モビリティとしての役割」は、今後も続いていくものだと思いますし、私たちがしっかりと果たしていかなければいといけないと考えています。
そこで持続していくために何ができるのか、どういった価値が提供できるのかというのは、大学院を修了した後も、ずっとテーマとして取り組んでいくべき課題であると思っています。鉄道をモビリティーサービスとして続けていくために、鉄道に新しい価値をつけていく、新しい価値を考えていくといったことにしっかりと取り組めるように、事業構想していきたいなというふうに思っています。
カリキュラムについて
2年間のカリキュラムを通じて、プロジェクトデザインの基礎と応用を体得し、各個人の事業構想を、より実現性をもった計画書へと落としこみます。
1年次は事業構想の本質的理解と、講義による多くのインプットを通じて事業の種を発見します。2年次には、構想案を検証し確信を得て、マーケティングや経営学など自身の構想を実現するためのプロセスを習得すると同時に、教員や院生、150名を超える外部講師とディスカッションを重ね、事業構想計画を策定します。
教員紹介
構想研究を指導する、多彩な教員陣。
各分野で活躍する専門家や、豊富な実務経験を持つ教員が、あなたの学びを力強くサポートします。
ゲスト講師
最新事例として社会の第一線で活躍するゲスト講師を招聘。
イノベーションを導いた経営者、新規事業を成功させた人、連続起業家、クリエイター、研究者、文化人などから、教授陣のファシリテーションにより、最新事例や豊富な実践知を吸収しています。
ほか、創業経営者・最先端分野研究者・クリエイター・哲学者など多数(肩書は講演当時)