院生紹介

豊富な知見と
実務経験を有する社会人院生たち。

院生紹介

社会の一翼を担う事業を創出する人材を、多数輩出している事業構想大学院大学。
幅広いフィールドにて事業構想を実践しつづけている、院生の活躍を紹介します。

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矢野 弘樹
名古屋校14期 [2025年度入学]
ミズノ テクニクス株式会社 生産技術部コンポジット技術開発課 主任

素材から未来へ─「支える道具」の可能性

■本学への入学のきっかけを教えてください。
弊社ではスポーツ用具の製造を行っており、特にカーボンなどの複合材料を扱っています。これらの素材をスポーツ分野にとどめず、産業用途など別の領域へ展開していきたいと考えていました。そのために、事業を構想する力を身につけたいと思い、入学を決めました。

■企業派遣での入学とのことですが、どのような経緯でしたか?

指名制での派遣です。現在、複合材料の開発設計を担当しており、新しい製品開発のミッションを受けたことがきっかけでした。

■社会人大学院での生活はいかがですか?
授業は夜に行われるため、勤務後に大学へ移動して参加しています。最初は生活リズムを整えるのが大変でしたが、徐々に慣れ、集中して授業に向き合えるようになりました。企業派遣で一緒に通っている同僚と、会社での活かし方について話し合う時間も多く、充実した日々を過ごしています。

■院生同士の交流はありますか?
同期は13名で、年代も職種もさまざまですが、事業構想に対する意欲は共通しています。授業後に食事に行ったり、半期の節目に集まったりする中で、良好な関係が築けています。

■授業や教授の印象はいかがですか?
事業の捉え方が、「素材を起点に考える」発想から、「目指す世界を起点に考える」視点へと大きく変わりました。教授陣がグループワークにも積極的に関わり、これまでになかった切り口を提示してくださる点が、とても刺激になっています。

■現在、どのような事業構想を描いていますか?

具体的な形にはまだなっていませんが、カーボンの「強くて軽く、耐久性がある」という特長を活かし、力の弱い人々—高齢者や女性など—を支える道具として活用できる可能性を感じています。分野や立場を越えて役立つ世界に貢献したいと考えています。

■本学に通う中で、ご自身に変化はありましたか?

哲学的な内容に触れる中で、自分自身の生き方や社会との関わり方について深く考えるようになりました。事業構想に限らず、「自分は何を本当にやりたいのか」という根本に立ち返るきっかけになっています。

■事業構想への挑戦を、今どのように感じていますか?
これまでは技術的な視点に偏りがちでしたが、全体を俯瞰して捉える感覚が身についてきました。新しい価値を生み出すプロセスに、これまでにないワクワク感を覚えています。

■修了後、どのような自分になりたいですか?

現在はチームの一員として活動していますが、将来的には会社全体を俯瞰し、未来を描ける人材になりたいと考えています。ミズノテクニクスの10年後、50年後を見据えた構想を提案できるよう、残りの期間も向き合っていきたいです。

■本学に興味を持っている方へメッセージをお願いします。
最初は不安もありましたが、未来を築こうとする志を持った人が集まる環境は、とても前向きな気持ちにさせてくれます。名古屋校は少人数だからこそ距離が近く、仲間との関係も深まります。一段上のステップに進みたい方には、ぜひ挑戦してほしいです。