仙台校

事業構想大学院大学 仙台校

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住  所:
〒983-8477 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-1-1 JR仙台イーストゲートビル7階
最寄り駅:
JR「仙台」駅直結
電  話:
022-257-8411

セミナー・説明会

院生・修了生紹介

  • 仙台校14期 [2025年度入学]
    大学 専門学校

    親族経営を支えるため事業承継を学ぶ

    Q:現在のお仕事について教えてください。

    学校の何でも屋として、一般的な事務業務から改善案の検討まで幅広く担当しています。特に印象深いのは、担任業務を2年間経験したことです。教育は教員だけが担うものではでなく、誰でもできる部分があると考え、学生のメンタルヘルスなど細やかな関わり方を模索しました。
    最近の大きなプロジェクトは、仙台赤門短期大学に鍼灸手技療法学科を設立したことです。2年間をかけて申請業務を担当し、カリキュラムの土台から申請内容まで作成しました。今年3月に無事開設でき、現在は文科省への報告業務を行っています。
    また、日本伝統医療看護連携学会の学会誌編集や学術大会の運営管理も同時進行で行っており、多角的な業務に携わっています。。

    Q:大学院入学のきっかけを教えてください。

    地下鉄の広告で事業構想大学院大学を知ったのが最初のきっかけです。広告に「事業承継」という文字を見て、まさに求めていた学びの場だと直感しました。本学が親族経営で、理事長になる従兄弟を支えるには、経営の視点が必要不可欠だと以前から感じており「ここでなら、今の自分に足りない学びが得られる」。直感的にそう感じていました。
    専門学校卒業でも入学可能という点と、助成金制度があったことで、学校側からも理解を得ることができました。

    Q:入学してから感じた大学院の特徴は何ですか。

    先生方の視点の多様性に驚いています。自分が当たり前だと思っていた考え方が、全く違う角度から捉えられ、日々新しい気づきを得ています。刺激的で学びの多い日々を送っています。
    事業承継コースでは、M&Aなどの専門用語やビジネス概念を学ぶ機会が豊富です。例えば、1980年代の日経記事を元にゲーム機ソフトの価格設定を論理的に考える課題では、これまでの実務経験では得られない視点に触れることで、授業をとおして様々な思考プロセスを学べました。

    Q:授業の内容で印象に残っていることはありますか。

    全国5校をつなぐオンライン授業では、同じ業種の方々とグループワークを行う機会があります。規模や地域は違っても、似たような課題や改善点を共有していることが分かり、とても参考になります。異なる視点を交わすことが、実践的な成長に直結していると感じています。

    Q:仕事と大学院の両立はどのように工夫していますか。

    土日や平日の夜の時間を有効活用しています。以前はテレビを見ていた時間を、ノートパソコンを開いて課題に充てるようになりました。自分の考えを整理して表現する課題が多いので、やりがいを感じながら取り組んでいます。
    効率化のため、授業のまとめを毎回作成し、パソコンでメモした内容をAIツールも活用して整理しています。

    Q:この大学院の学びの特徴をどう感じますか。

    全科目に共通するのは「深掘りして考える力」の重要性です。自分の考えや所属する組織について深く掘り下げることで、これまで気づかなかった改善点や強みを発見できます。どの先生も、物事を細かく分析し、それを整理して考える力を身につけさせてくれます。
    事業承継コースの特徴は、新規創業だけではなく、「受け継いだ価値を活かしながら発展させる」ことに重点を置いていることです。リレーの区間走者のように、受け継いだものに独自性を加えて次世代につなげる視点を学んでいます。

    Q:どのような方にこの大学院をお勧めしたいですか。

    向上心があり、何か新しいことに挑戦したい方にお勧めです。特に、自分なりの考えや意見を持っていて、さらに成長したいと考えている方には最適な環境だと思います。
    教育関係や事業承継に関わる方はもちろん、幅広い業種の方々との交流を通じて、多角的な視点を身につけたい方にも適しています。

    Q:最後に、この大学院に興味のある方へメッセージをお願いします。

    新しいことにチャレンジしたい方には、この大学院に素晴らしい仲間と先生方がいらっしゃいます。自分の専門分野に関係なく、経営的な視点や深く考える力を身につけたい方なら、きっと充実した学びが得られると思います。自分自身の新たな可能性を拓くために、一歩踏み出す勇気を持って、ぜひチャレンジしてみてください。

  • 仙台校3期 [2024年度入学]
    高速道路

    新たな視点と自身の変化、大学院は未来への成長機会

    道路を起点に地域に貢献したい

    学生時代の4年間は、実践型のインターンシップやボランティア等で国内の各地を訪ね、子どもの学習支援、農業支援などに携わった。特に、2年生の春休みに復興創生インターンシップに参加し、被災した幼稚園を防災拠点にする課題に取り組んだことが印象に残っているという。会社を選ぶ際にも地域の活性化にかかわることのできる会社をと考え、「道路を起点にハードで地域に貢献できる」との思いから、NEXCO東日本を選んだという。
    NEXCO東日本は事業構想大学院大学仙台校の共同開設者でもあり、開設後2年間は指名制で選ばれたが、24年度からは公募制に代わり、手を挙げたという。「いわき若者会議を統括されていた事業構想大学院大学の小野寺孝晃特任教授から、大学院のことを聞き関心を持ち続けており、内定していた時から行きたいと思っていた」と強い思いを語る。

    年齢、立場問わずフラットに議論ができる

    授業は2週間で1セットとなっており、1週目は平日3日と土曜日に5コマ、2週目は火曜、木曜に2コマを受講している。大学のある日は定時の17時半に退勤し、ご飯を食べ18時半からの授業に臨んでいる。21時40分に講義を終えて自宅に戻る帰路では、授業の振り返りとともに、講義で初めて知った単語を調べる時間に充て、帰宅後に課題に取り組むこともあればそのまま寝てしまうこともあるという。

    同期の中では最年少だが「今までにはなかった視点が広がるだけでなく、年齢、立場関係なくフラットで、忖度なく議論が行われることがとても楽しい」と充実感に満ちた表情で語る。「入学当初は入ることがゴールになってしまっており、自分が具体的にどうしていきたいのかを考えられていなかったところもありました。院生の方々はみなさん、自ら挙手して意見や考えを述べられる主体性のある方ばかりでその環境が心地よく、良い刺激になっています。大学院に興味を持っている会社の後輩や上司からは、仕事と学業の両立は大変なのではとよく聞かれますが、こんなに恵まれた環境はないから、ぜひ手を挙げるべきと伝えています」。

    受講した授業の中でも特に印象に残っているものが二つあるという。一つ目が「プレゼンテーション」だ。講師はアナウンサー歴があり、授業は発声練習から始まる。「プレゼンテーションは小学校から大学に至るまで好きで取り組んでいたのですが、この授業を受けて得意と言えるまでになりたかった。たくさんのフィードバックをいただくことができ、周りの院生もどんどん成長していく環境の中で、負けないように自分も頑張ろうと思えました」。

    二つ目が、「クリエイティブ発想法」だ。中でも松本さんの心に刺さったキーワードが「発散思考」だった。「与えられたテーマに対し、深く考えずにアイディアを羅列し、そこから深掘りをしていけばよいという考え方です。私自身は最初に複雑に考えるクセがあったのですがまずは直感を頼りに考えていくことの大切さを知ることができました」。しかも得た知識はすぐに仕事や普段の会話に生かせるものが多く、手ごたえを実感している。

    「歩く、観る、考える」そして「何かを作る」 休みの日も「座学だけでは得られないこともある」と、人と会い、現場に出かけて自分の目で見ることを大切にしている。6月には仙台校からの誘いを受けフィールドリサーチにも足を運んだ。「大学時代は地理学を専攻しており、『歩く、観る、考える』を大切にしていたのですが、事業構想大学院大学ではそこから一歩進んで、何かを作る、ところまでを重視しています。参加した皆さんと一緒にフィールドリサーチの後何ができるかを考える時間が有意義でした」と振り返る。

    NEXCO東日本が手掛ける高速道路事業は「何よりも、今ある高速道路というインフラをしっかりと守っていくことが重要です。それは「1を1のまま保ち続ける」という仕事でもあります。もちろん、これを維持し続けること自体も非常に難しいことですが、その活用方法次第では「2にも3にも」なる可能性があると信じています。その可能性を広げるためには、それを実現できる人材が不可欠です。将来的には、社員の人材育成に携われることができればいいなと、漠然と考えています。」と松本さん。そのために事業構想大学院大学で得たことを生かしていくつもりだ。

  • 仙台校3期 [2024年度入学]
    公務員

    震災から学ぶ、人材育成ワークショップ構想

    人生を変えた東日本大震災

    取材当日、佐々木さんが熱烈に愛しているJ2加盟のサッカークラブ「いわきFCクラブ」の応援ユニフォームに身を包んで現れた。同クラブは佐々木さんが富岡町のまちづくり会社の事務局長を務めていた時にJリーグに加盟し、それ以来応援を続けているという。
    故郷である富岡町への愛も人一倍強い佐々木さんはホテルでの勤務を経て、富岡町役場に就職した。そして2011年3月に発生した東日本大震災が佐々木さんの人生を変えた。原発事故により富岡町は全町避難を強いられ6年間無人の町となった。町の復興計画の作成を担当する係長になり、住民、若手職員を合わせたメンバーで100時間のワークショップを開いた。

    復興計画策定の議論の中、行政にできることは限界があるとの結論から、官民合同のまちづくり会社(一般社団法人とみおかプラス)を設立し事務局長として奔走した。その中から生まれたものの一つが日本酒「富岡魂(とみおかだましい)」だ。福島県産の酒造好適米を使い、東京農工大学、そして県内の酒蔵の力を借り、5年がかりで商品化にこぎつけた。その後役場に戻り会計管理を担当したが「地域のために面白いことをしたい」との思いが湧いてきた。「何をやるにもまだまだ知識が圧倒的に足りないので学びなおしたほうがよいと考え、事業構想大学院大学への入学を決めました」と入学の経緯を語る。そして、大学での勉強に集中できるようにと24年3月に町役場を退職。並々ならぬ思いで事業構想大学院に入学した思いが伝わってくる。

    公務員にとっても生かせる授業が多い

    入学後は1週間に3、4日講義を受けている。毎朝ランニング、筋トレをしてサウナ浴を終えてから授業に臨むのがルーティンだ。「授業科目は、これから自分で事業をしていくために必要な授業を選んで取ったのですが、まったく関係のない授業からの刺激も大きい」と語る。

     その中でも佐々木さんイチオシの授業が、片岡幸彦客員教授の「人材組織とマネジメント」だ。「経営者と社員は立場が違うのでおのずと考え方も違います。ただ、会社を成長させるためには社員の気持ちの持ちようが大事であり、そのためのさまざまな手法を教わることができました」。これまでに10回くらい資料を見直しているという。

    もう一つのイチオシとして挙げたのが、奥村隆一特任教授の「クリエイティブ発想法」だ。「言葉で伝えるだけでなく図式化して伝えることの大切さを教わり、いざ実践してみると問題の本質がどこにあるかがとらえやすくなった」と語る。「人事にしても発想法にしても公務員にとっても仕事に生かせる講義内容は熱い」とも。

    院生どうしの交流も刺激的だという坂本さん。同期との飲み会、先輩院生とのゴルフなど積極的に交流の場に参加している。「事業構想大学院大学に通っていなければ出会えないような人たちばかり。仕事上の付き合いでできる会社の人脈と違って一生モノの付き合いができると思っています」。坂本さんは会社派遣ではなく自身で入学したが、事業構想大学院大学の魅力に触れ、仲のいい同僚にも入学を勧めたところ実際に入学して学んでいるという。

    人材育成に特化したワークショップを組成したい

    多くの授業でまとめの発表があるが、佐々木さんは、地域で暮らす人たちが連携して観光振興のためのDMOを設立する構想や、下宿に滞在しながらとがった専門分野のスキルを持つ講師を集めて学ぶ「浜通りボーディングスクール構想」など、授業ごとにすべて違う内容で発表した。「いろいろ考えておいた方が、事業を自分で起こすときに役立つ」との考えからで、2年次の最後までそれを貫くつもりだ。

    卒業後は、人材育成に特化したワークショップを組成し、それを売っていく事業を考えているという佐々木さん。中でも東日本大震災の教訓を事例に、南海トラフ地震への備えの大切さを知るプログラムについては注力したいと語る。「私自身がこれから取り組む事業で中心に据えたいのが、1人でも多くの命が奪われないようにすること。そのために平時から何を考えておくべきかをワークショップなどを通して伝えていきたい」。人と地域をこよなく愛する佐々木さんの思いが事業にどのように昇華されるのか、興味は尽きない。

カリキュラムについて

2年間のカリキュラムを通じて、プロジェクトデザインの基礎と応用を体得し、各個人の事業構想を、より実現性をもった計画書へと落としこみます。
1年次は事業構想の本質的理解と、講義による多くのインプットを通じて事業の種を発見します。2年次には、構想案を検証し確信を得て、マーケティングや経営学など自身の構想を実現するためのプロセスを習得すると同時に、教員や院生、150名を超える外部講師とディスカッションを重ね、事業構想計画を策定します。

教員紹介

構想研究を指導する、多彩な教員陣。
各分野で活躍する専門家や、豊富な実務経験を持つ教員が、あなたの学びを力強くサポートします。

ゲスト講師

最新事例として社会の第一線で活躍するゲスト講師を招聘。
イノベーションを導いた経営者、新規事業を成功させた人、連続起業家、クリエイター、研究者、文化人などから、
教授陣のファシリテーションにより、最新事例や豊富な実践知を吸収しています。

ほか、創業経営者・最先端分野研究者・クリエイター・哲学者など多数(肩書は講演当時)