院生紹介

豊富な知見と
実務経験を有する社会人院生たち。

院生紹介

社会の一翼を担う事業を創出する人材を、多数輩出している事業構想大学院大学。
幅広いフィールドにて事業構想を実践しつづけている、院生の活躍を紹介します。

仙台対談プロフ

[左]松田 静香 仙台校14期生 
   学校法人赤門宏志学院 
   事務部 事務主任
[右]鈴木 澄恵 仙台校14期生 
   仙台市議会議員

思考が変わると、仕事が変わる

教育機関職員として学生支援や組織運営に携わる松田さんと、地域課題の解決に取り組む地方議員の鈴木さん。

異なるフィールドで活躍するお二人は、なぜ事業構想大学院大学への進学を決めたのでしょうか。

授業や院生同士の交流を通じて感じている変化、そして事業構想大学院大学ならではの魅力について語っていただきました。

 

―入学してまず感じたことを教えてください。

鈴木さん

率直に言うと、「思っていた以上にすごい人が多い」ということですね。

経営者の方や事業承継に取り組んでいる方、企業の管理職の方など、本当にさまざまな立場の人がいます。入学前から多様な人が集まるとは聞いていましたが、実際に教室に入ると想像以上でした。

最初は少し身構えていました。

でも話してみると皆さんとても気さくで、自分とは全く違う業界の話を聞けるのが面白いんです。

松田さん

私も同じですね。

最初は名前と顔を覚えるだけでも大変でした。

ただ、授業や交流を重ねるうちに、「この人はこんな事業をしている」「こういう課題意識を持っている」ということが少しずつ分かってきました。

普段の職場では出会えないような方々ばかりなので、それだけでも大きな刺激になっています。

 

―授業についてはいかがですか。

鈴木さん

正直に言うと、想像以上に密度が高いです。

一回休んでしまうと、その後の流れが分からなくなるくらい。

もちろん動画で補完することもできますが、その場で参加して議論することの価値は大きいと感じています。

松田さん

本当にそうですね。

オンラインで受講する時も気が抜けません。

聞いているだけではなく、いつ意見を求められるか分からないですし、自分自身も発言しながら参加するので、常に頭を使います。

社会人大学院というと講義を聞くイメージを持たれるかもしれませんが、実際はかなり能動的な環境です。

 

―苦労したことはありますか。

鈴木さん

発表ですね。

これまで自分の考えを話す機会はあっても、PowerPointを使ってプレゼンテーションをする機会はほとんどありませんでした。

ところが入学して最初の発表から、皆さん当たり前のように資料を作り、プレゼンしているんです。

正直かなり焦りました。

出張も重なっていて、資料を提出するだけでも大変だった記憶があります。

松田さん

私自身は教育機関で働いているので発表の機会はありましたが、それでも院生の皆さんのレベルには驚きました。

業界も違えば経験も違う。

それぞれが独自の視点を持っているので、発表を聞いているだけでも新しい発見があります。

 

―大学院で得た変化はありますか。

松田さん

物事を根本から考えるようになったことですね。

例えば教育業界には慣習として続いていることがたくさんあります。

学納金の考え方もそうです。

「他校がこうだから」という理由で判断してしまうことがありますが、授業では必ず「なぜ?」を問われます。

なぜその仕組みなのか。

なぜその価格なのか。

本当にそれが最適なのか。

これまで当たり前だと思っていたことを、一度立ち止まって考えるようになりました。

鈴木さん

行政も同じです。

提案をすると、

「前例がない」

「制度上難しい」

「予算がない」

という話になりがちです。

もちろんルールは必要ですが、それだけでは何も変わりません。

大学院では「どうしたら実現できるか」を考える人が多い。

そこは大きな違いだと思います。

 

―仕事にも変化はありましたか。

松田さん

授業で出された課題を職場の職員にも考えてもらったことがあります。

そうしたら、自分では理解しているつもりだった業務について、現場からさまざまな意見が出てきたんです。

管理する立場から見えているものと、現場で働く人が見ているものは違う。

改めてそう感じました。

一人で考えるよりも、多様な立場の人と対話しながら考える方がずっと面白いし、可能性も広がると思います。

 

―印象に残っている言葉はありますか。

松田さん

谷野先生がおっしゃっていた「心を上向きに」という言葉ですね。

最初から否定したり、拒否したりするのではなく、一度受け止めてみる。

その考え方が印象に残っています。

鈴木さん

意見も同じですよね。

まず受け入れてみる。

その上で使うかどうかを判断する。

最終的に採用しなくても、一度取り入れて考えてみることが大切だという話は、とても納得感がありました。

社会に出ると、自分の経験や常識で判断してしまうことがあります。

でも大学院では、まず可能性を考える文化があります。

 

―院生同士の交流はいかがですか。

松田さん

想像以上ですね。

授業後の雑談が、そのまま仕事の話になることがあります。

例えば留学生の話をしていた時も、

「受け入れられるなら紹介できますよ」

という話になりました。

説明会では「仕事につながることがあります」と聞いていましたが、本当にそうなんだと実感しています。

鈴木さん

困りごとを相談すると、

「その人知っていますよ」

「修了生につなげますよ」

という話が自然に出てきますよね。

全然知らなかった人同士がつながって、新しいプロジェクトが始まることもあります。

院生だけでなく修了生も含めたネットワークは本当に大きいと思います。

 

―授業外ではどんな話をされていますか。

鈴木さん

地域課題の話はよくしますね。

人口減少、人材不足、空き家活用など。

例えば海外人材をどう呼び込むかという話になった時も、「もっと仙台の魅力を発信できるのではないか」という議論になりました。

ドラマ仕立ての映像コンテンツを作ったらどうだろう、といったアイデアまで出てきました。

松田さん

普通だったら雑談で終わるような話が、自然と構想に発展するんですよね。

「それ面白いね」

「だったらこういう方法もあるんじゃない?」

という会話が続いていく。

それが事業構想大学院大学らしいところだと思います。

 

―オンライン環境についてはいかがですか。

松田さん

全国の院生とつながれるのは大きいですね。

広島の学校法人の方や自動車学校を経営されている方など、本当に多様な方がいます。

もし校舎だけの交流だったら出会えなかったと思います。

鈴木さん

海外から参加している方の話を聞くこともあります。

価値観が全く違うので面白いですよね。

オンラインだからこそ実現できる出会いもあると感じています。

 

―最後に、事業構想大学院大学の魅力を一言で表すとしたら。

鈴木さん

「どうしたらできるか」を考える人が集まっている場所です。

できない理由ではなく、実現する方法を考える。

その姿勢に毎回刺激を受けています。

松田さん

私も同じです。

職場では後ろ向きな意見が出ることもあります。

でもここでは違います。

まず可能性を考える。

まずやってみる。

そんな前向きな人たちと出会えることが、この大学院の一番の魅力だと思います。