院生紹介

豊富な知見と
実務経験を有する社会人院生たち。

院生紹介

社会の一翼を担う事業を創出する人材を、多数輩出している事業構想大学院大学。
幅広いフィールドにて事業構想を実践しつづけている、院生の活躍を紹介します。

KouheiTadauchi

名古屋校6期生 [2024年度入学]
人材紹介業経営

得られる知識人脈掛け合わせ新しい事業構想を

事業のやり方を見直してみたいと考え入学 

中学生の頃から起業をしたいと考えていた忠内さん。「中学生の時の同級生を見ていて、育った環境の良し悪しで人生が大きく変わってしまうのを目の当たりして、格差を解消するには機会均等が保証されるべきと考え、そのような事業にかかわれたらと考えていました」と語る。大学で法律を学んだ後、自動車メーカーで直販営業を担当。その間にどのような事業をどのようなやり方でするか、アイデアを1日2、3個のペースでスマホに書き溜めていったという。そして25歳で人材紹介業のテクスコムを起業した。

人材紹介という仕事を選んだのは「さまざまな背景を持つ人たちに働く機会を与えたいという思いととともに、人手不足が深刻になる中で今後市場が伸びていくと感じたから」と話す。また、社名のテクスコムはテクノロジーとコミュニケーションを掛け合わせた造語で「技術と人の心を組み合わせながらそれぞれのバランスを取った事業を展開することができればと考えています」と思いを語る。

愛知県が主催するスタートアップ支援イベントで事業構想大学院大学の岸波宗洋教授の講演を聞く機会があり、興味を持った。「創業からしばらくはなかなか仕事が取れず、路上を歩いているのに水中にいるような息苦しさを感じたこともありました。少しずつ仕事が増え始めてからも、自分が考えるサービスとお客様とのニーズがなかなか一致しないことが多くあり、事業を続けるためになんとかここまでやってきましたという感じです。ここでいったん立ち止まってしっかり事業のやり方を見直してみたいと考え、入学を決めました」と動機を語る。

入学するには事前に筆記試験、面接を受ける必要がある。「筆記試験に関しては細かいことを問われるのかと思ったら違って戸惑いましたが、書き切ることを意識して回答しました。面接では、面接官が3人おられ、筆記試験でなぜその内容を書いたのか、自分がこれから何をしたいのかについて聞かれました」。

 

得られる知識、人脈掛け合わせ新しい事業構想を

入学してまだ間もないが、さまざまな講義を受講して「事業始めようと思うときに、やりたいことは決まっていてもどう始めてよいかわからない、という人と、事業の回し方はわかっているけれど何をやりたいかがわからない、という二つのパターンがあると思いますが、そのいずれの立場でも考える機会を与えてもらえる」と感じている。授業にはできるだけ教室に出向いて実地で参加している。「実地の授業は他の学生の方々の熱を感じることができる分やはり気持ちも乗ります」。ただ、どうしても忙しい時があるので、時間の制約がある時はオンラインで受けられると思うと心の余裕を持つことができます」と話す。

事業構想のアイデアはいくつか温めているという忠内さん。人材紹介の領域では、キャリアアドバイザーとしての業務が非常に非効率だと感じており、これを改善するためにAIなどのテクノロジーを活用して効率化することを考えている。「コストを抑制することができればクライアントに対してもより価値あるサービスを提供できるのではないかと考えています」。

もう一つのアイデアは、不動産の証券化ビジネスだ。「こちらについてはシンプルに収益性の高いビジネスとして着目したというのが率直な理由です。法的な規制もあるのでそれらを調べながらどのように販売できるのか考えてみたい」と話す。

同期生には忠内さんと同じ20代が4人、30代が1人在籍しており「年配の方がもっと多いのかと思っていましたが、同世代の方が多く刺激になっています」と話す。「事業を広げていくうえで、自分の力だけでできることは限られると思っています。バックグラウンドの異なる院生や教授、ゲストの方々からさまざまな知識、経験談といったインプットをいただくとともに、事業構想大学院大学に入学したからこそ得られる人脈を掛け合わせながら新しい事業構想を作っていくことができたら」と今後の講義を楽しみにしている。