院生紹介

豊富な知見と
実務経験を有する社会人院生たち。

院生紹介

社会の一翼を担う事業を創出する人材を、多数輩出している事業構想大学院大学。
幅広いフィールドにて事業構想を実践しつづけている、院生の活躍を紹介します。

IwataYoshihisa

名古屋校13期生 [2024年度入学]
製薬会社

薬だけでは届かない医療課題に挑む

Q:現在のお仕事について教えてください。

A:今、製薬会社でメディカルアフェアーズという部署にいます。医薬品のビジネスを拡大するために、営業とは違うアプローチで、国のルールや治療ガイドラインの改訂などに関わっています。医療の著名な先生方にアプローチして、薬が使いやすくなるような提案をしたり、診断率が上がるようなアクションを起こしたりしています。

基本的には東京が所属先ですけど、先生方は地方にもいらっしゃるので、出張でアクセスしたり、リモートで面談したりしています。週4〜5回の出張があって、土日は学会で潰れることもあるので、かなりハードです。移動中に会議したり、事務仕事が溜まったりするので、時間のマネジメントがすごく求められます。

 

Q:そんな中で大学院に通おうと思われたのはなぜですか?

A:医療課題って、薬だけでは届かない部分があります。今のビジネスではリーチできないところに手を出して、変えていく。そのきっかけをどう作るかを掴みたいと思い、本学に来ました。ゼロイチとかクリエイティブっていう言葉がすごく刺さって、自分の知識や知恵をどう活かせるかを考えたときに、一番面白そうだなと思いました。

 

Q:実際に入ってみて、印象に残っている授業はありますか?

A:哲学の授業がすごく印象的でした。事業構想家として何が必要かを問えと。過去の偉人たちの考え方を引用しながら、自分たちは何を問い、どう答えを作っていくか。問い続けることの大切さに気づかされました。 あとは福岡の小柳先生のブランド戦略の授業ですね。漫談みたいに面白いのですけど、インナーブランディングや外向けのブランディングについて、すごく身になる話でした。早川先生の知財戦略の授業もすごくためになりました。IPの取り扱いや価値について改めて考えさせられましたし、ものづくりだけじゃなく、それを使うビジネスの視点が必要だなと感じました。

 

Q:ゼミや院生同士の交流についてはいかがですか?

A:1年次のゼミは人数が多くて、いろいろな構想を聞けるのが面白かったです。医療だけじゃなく、人材派遣、飲食、メディアなど、幅広い分野の話を聞くことで、自分の視野が広がりました。

2年次ゼミは、緊張感しかないです。1年で構想計画書を作るというのは、もちろん心に据えていた部分だったのですけれども、心のどこかで「助けてほしいな」という気持ちも自分の中にあって、それをまざまざと実感してしまいました。

でも、「違う」と。柳田先生の言葉で、「事業構想家としてこれから卒業していく」ということを強く意識させられました。修了して以降も、いろいろな人とのつながりの中で活動していくには、プランニングや「自分で何をいつまでにやるか」ということができないとダメでしょうと。

もちろん、イノベーティブな発想も大事なんですけれど、そういう観点をふわっと置いていたところに、バーンと突きつけられて、「そうか」と。今は焦りながらも、着実にやっていこうという気概のもと、ここにいます。

 

Q:授業の受講スタイルについて教えてください。

A:リアルとオンラインは半々くらいです。できればリアルで受けたいのですが、東京や大阪の授業も取っているので、どうしてもリモートになることもあります。WEBミーティングが普及しているおかげで、どこからでも参加できるのは本当にありがたいです。教授陣も社会人の事情を理解してくださっていて、柔軟に対応してもらえるのが助かっています。

 

Q:今、考えている事業構想について教えてください。

A:予防医療の分野で何かできないかと考えています。誰が痛みを持っているか、どんな課題があるかをフィールドリサーチで探りながら、自分の仕事の中で得たインサイトを活かして、新しいビジネスの切り口を模索しています。今はまだ構想を精査している段階ですが、自分の手で判断し、進めていけるようにしたいと思っています。

 

Q:最後に、大学院進学を迷っている方へメッセージをお願いします。

A:新規事業に携わりたい方や、自分で何かを始めたい方には、すごくフィットする大学院だと思います。実務家教員の方々の経験に裏打ちされた授業は、説得力がありますし、取り組みを通じて 得られる気づきも多いです。未来を変える一つの手段として、現状に不満があるなら、まずは一歩踏み出してみることが大事だと思います。