院生紹介
豊富な知見と実務経験を有する社会人院生たち。
社会の一翼を担う事業を創出する人材を、多数輩出している事業構想大学院大学。
幅広いフィールドにて事業構想を実践しつづけている、院生の活躍を紹介します。
小松原 修
福岡校10期 [2022年度修了]
佐賀大学教職大学院 准教授 専門:特別支援教育
社会を変える在り方
■大学院に入学されたきっかけ
もともと障がいのある子どもたちの教育に携わってきましたが、学校の中だけでは完結できないと感じていました。社会に出てどう参画していくかを考えると、外とのつながりが大事だと。50歳を前にして、次のステージとして「社会を変える在り方」を考えたいと思ったのがきっかけです。
■入学当初の印象
最初はオンライン授業で臨場感がなく、物足りなさを感じていました。でも2ヶ月後に校舎に行けたときの感動は大きかったです。みんなが「社会を変えたい」「自分にしかできないことをしたい」と思っているのが伝わってきて、すごく刺激的でした。
■研究の中で印象に残っていること
知らない言葉や視点に触れるたびにGoogleで調べながら学びました。自分が成長している実感があり、学ぶことが楽しかったです。今でも新しい言葉や発想にアンテナを張るようになりました。
■大学院での研究がどのように活きているか
「できないことを強みにする」という発想に出会えたのが大きかったです。自分自身もリウマチで動けなかった経験があり、「できないことが増えるなら、それを強みにできないか」と考えるようになりました。
■修了後の活動について
事業構想計画書では「重度障がい者の新しい働き方」をテーマにしました。今は仲間を集めて、オンラインで勉強会をしたり、商品開発の種を出し合ったりしています。「弱さを売りにできる社会」を目指して、ホームページで発信も始めています。
■大学院で得た価値観の変化
事業構想に優劣をつけないという文化がありました。人と比べるのではなく、自分のスピードで、自分の構想を大事にする。教育現場では「良い・悪い」で判断されがちですが、ここではそれがなく、尊敬し合える環境でした。
■年齢やキャリアの壁
全く感じませんでした。20代から60代まで幅広い世代がいて、上を見ながら下も見られる環境。年齢に関係なく、学び合えるのがこの大学院の魅力です。
■今後の展望
「人生100年時代」に向けて、教育だけでなく、社会参画のあり方を考えています。死ぬまでのストーリーに価値を持たせるような生き方をしたい。教育の現場でも、学生に「まず自分と向き合うこと」の大切さを伝えています。