院生紹介
豊富な知見と実務経験を有する社会人院生たち。
社会の一翼を担う事業を創出する人材を、多数輩出している事業構想大学院大学。
幅広いフィールドにて事業構想を実践しつづけている、院生の活躍を紹介します。
村下 拓想
福岡校12期 [2024年度修了]
美容室向け専門商社/新規事業企画 担当
美容業界から広がる視野
■入学の経緯
当社では社員教育に力を入れており、社内研修や外部大学での研修をキャリアに応じて受けられる仕組みがあります。今回、同僚が事業構想大学院大学を調べて希望したことをきっかけに、助成金の活用や会社としてのメリットも考慮され、選抜で参加が決まりました。私自身は、コロナ禍の2年間、新規事業を担当する中で知識不足を痛感し、大手企業との共同プロジェクトが撤退に終わった際、「今なら違うことができたはずだ」と話し合った経験が強く印象に残りました。事業に関する体系的な知識を身につける必要性を感じ、入学を決意しました。
■入学後の印象
入学前は企業派遣の方が多いと思っていましたが、実際には会社の社長や自営業、海外からの参加者など、出自や想い、目指す方向が全く異なる人たちが集まっていて、とても刺激的でした。また、社会に出ると異業種の方と深く関わる機会は少なくなりがちですが、この場では普段接することのない業界の人と交流でき、視野が広がったと感じています。
■印象に残った授業と考え方の変化
小柳先生のゼミで「ブランドは意味だ」という話が特に印象的でした。また、クリエイティブ発想法の講義では、値決めやターゲット選定など、どこで創造性を発揮するかを学び、現在の業務にも活かせています。さらに、これまで本や経験で断片的にまとめていた知識が、事業構想という体系で整理できるようになり、足りない部分や取り組むべきことが明確になったのは大きな変化です。
■社内への影響
美容業界は専門性が高く、業界内で人脈や経験を積むことは重要ですが、事業やマーケティングの視点で幅広く理解を深める機会も必要だと感じていました。大学での経験を通じて、チームとの関わり方は「教える」から「一緒に考える」スタイルへ変化。物を売る際に先入観のない意見を引き出しながら視点を補足するようになりました。社内の反応は大きく変わっていませんが、一緒に入学した社員と共通言語で話せることは心強く、副社長から新規事業について声をかけられるようになったのは良い変化です。
■事業構想計画書について
当初は美容師を支援する視点で考えていましたが、副社長から「業界にとらわれずに考えていい」と言われ、会社の多角化を意識して広い視野で構想するようになりました。事業構想計画書では、アパレル企業のプラットフォームに美容コンテンツを組み込み、美容師が参画することでアパレルと美容業界がWIN-WINになる仕組みを提案。現在、少しずつ進行中です。