院生紹介
豊富な知見と実務経験を有する社会人院生たち。
社会の一翼を担う事業を創出する人材を、多数輩出している事業構想大学院大学。
幅広いフィールドにて事業構想を実践しつづけている、院生の活躍を紹介します。
名古屋校5期生 [2023年度入学]
不動産業社長
お世話になった地域へ恩返しを
お世話になった地域に恩返しを
杉浦さんには二つの肩書がある。一つは不動産会社の社長、もう一つが地元のソフトボールチームの代表者だ。「不動産業を創業した後に、私自身がもともと野球をしていた関係で地元の男子ソフトボールチームの面倒を見るようになりました。そのうち女子の出場機会を増やそうと小学生女子、中学生女子のクラブチームを立ち上げました」。全国大会出場にも導くなど実績を積んでいったことで、町内会、敬老会の方々等から多くの支援を頂く様になり地域との関係も密接になっていった。事業構想大学院大学への入学を決めたのも「地域の皆さんにお世話になったので、今度は私が恩返しする番だと思いました。大学院に入学し、地域の困りごとや問題点などを地域の方と一緒に考え改善できる仕組みを構築できないか思ったことがきっかけでした」と語る。
同期は同志のような存在
現在61歳の杉浦さんは12期生の中では最年長だ。「若い世代の院生の方たちから見たらお父さん以上の年齢です。パソコンやパワーポイントの機能などについては懇切に教えてもらい助かっています。物事の捉え方についても新しい視点を知ることができ、考え方が固執してしまっている私にはとても良い刺激になっています。一方で、私の長いビジネス経験を生かしてアドバイスできることも多く、それをヒントにして考えを広げてくれる院生もいます。先生からは温故知新だねと言ってもらっています」と笑顔を見せる。
2年次の現在は2つのゼミに所属している。「中畑千弘先生はマーケティングの視点から、私の言っていることをきれいに整理してくださいます。岩田正一先生は広告のプロの視点から、こう考えたらいいのではと思いつかない発想をいただけます。10人程度で授業を受けているので皆仲が良く、私が関心のあることに対してもこんな記事が出ていたよと送ってくれることもあります。お互いの得意分野を生かして高め合っていく良い同志です」。
地域の人がゆるくつながる組織を
数多くの授業を受講する中で自身の事業構想も固まってきた。今考えているアイデアは「ゆるいい」だという。「ゆるくていいよ。略して、ゆるいい、です」と杉浦さん。「地域で町内会に参加するといろいろな役を引き受けなければならず、参加しづらいという人も多くいると思うんです。ゆるいいは、もっと気楽に来たいときだけ集まればいい、そんな集まりを考えています」。具体的には、「写真や登山など普段は自分が好きなことでつながっている人たちがいて、いざ住まいや相続のことなどで相談がある時は、実はあの人は建築士だった、司法書士だったことがわかり、そのコミュニティの中で様々な困りごとが解決できたらといいなと考えています。そのようなつながりの中から、あの家には障害を抱えている方がおられるから、自然災害の時にはおのずとだれかが助けに行くというような関係が築いていけたら良いですね」と、ゆるいいが地域の助け合いの場として発展していく姿を語る。まずは杉浦さんが住む地元で組織を立ち上げ、他地域にも同じ仕組みを広げていくことができたらと考えている。
「いくつになっても学びましょう」
「会社員であれば定年を契機にその後の人生をどうしようかと考えるタイミングがあると思います。退職する前からやりたいことが決まっている人はその道へ進んでいけばよいのですが、必ずしもそういう人ばかりではありません。私自身、地域のために何かをしたいと思いながら漠然と大学院に通い始めましたが、さまざまな知識、視点を吸収できたことでやりたいことが見つかりました。これからの人生を充実させたいと考えている意欲のある人であれば、事業構想大学院大学に通えば何らかのヒントが見つかると思います。いくつになっても学びましょう。何よりボケ防止になりますよ」と同世代の人たちに呼び掛けている。