院生紹介
豊富な知見と実務経験を有する社会人院生たち。
社会の一翼を担う事業を創出する人材を、多数輩出している事業構想大学院大学。
幅広いフィールドにて事業構想を実践しつづけている、院生の活躍を紹介します。
東京校13期生 [2024年入学]
電気機器メーカー
技術と社会の橋渡しとなる人材を目指す。
――まずは、現在のお仕事について教えてください。
横河電機で、主に工場DXに関わる製品の開発を担当しています。具体的には、センサーや測定器、制御システムなどの開発に携わるだけでなく、お客様のもとに出向いてシステム提案をしたり、企画部門と連携してPoC(概念実証)を行ったりと、開発から現場への実装まで幅広く関与しています。
――事業構想大学院大学には企業派遣での入学とのことですが、きっかけは?
会社の人事部が設けている社内研修制度の一つとしてこの大学院を紹介されたのがきっかけです。自分で見つけたわけではなく、上司からの推薦でした。正直、最初は戸惑いもありましたが、ちょうど技術だけに偏った業務の中で、アウトプットに限界を感じ始めていた時期でもありました。
「このままの視点だけでは、もっと先の課題に踏み込めない」と思っていたところだったので、別の軸から物事を捉える力を身につけたいと考えるようになり、志望を決めました。
――事業構想という選択をされた理由は何だったのでしょうか。
MBAは会計やファイナンスといったマネジメント分野の専門性が高く、自分にとっては若干距離のある分野に感じました。それに対して事業構想大学院大学は、現場での新規事業開発や構想立案といった“実務に直結する学び”が多く、今の業務とも直結している印象を受けたんです。
技術に強みを持つ自分だからこそ、社会やビジネスという視点を補完する学びが必要だと感じたことが決め手でした。
――働きながらの通学は大変ではありませんでしたか?
最初はものすごく不安でした(笑)。講義は18:30から始まるのですが、私の職場が三鷹にあって、そこから表参道まで1時間前後かかるんです。「間に合うのか?」「体力的に大丈夫か?」と心配していました。
でも1年間通ってみた今振り返ると、そうした心配は杞憂でしたね。会社のメンバーにも配慮してもらっていますし、企業派遣という立場だからこそ周囲の理解も得やすかったです。
――実際に学び始めて、どのような変化を感じましたか?
技術職としては、自分の専門に閉じこもってしまいがちな面があります。でも、構想という視点から世の中を見るようになって「あ、ここにニーズがある」「この技術を社会実装するにはどうすればいいか」という思考が自然と湧くようになりました。
また、授業でのディスカッションを通じて、全く違う業界・業種の方の考え方や視点に触れたのも刺激になりました。業務だけでは決して得られない視点です。
――最後に、これからの展望をお聞かせください。
これから構想計画書の完成に向けて追い込んでいく時期ですが、将来的には、現場の技術と社会の橋渡しができるような役割を担いたいと考えています。今ある技術をどんな社会課題にどうやって活かすのか、そのストーリーを描ける人材になりたいです。
この大学院で得た視点を、自社の中だけで完結させず、外に向けて発信し、協業の機会も創っていけたら理想ですね。