※開催終了しました。
フォーラム 東京 2018年3月15日(木)
自治体×企業で取り組む地域課題解決の最先端事例
城崎温泉を有する豊岡市は、わずか5年で訪日外国人観光客を40倍以上に増加させ、特産のコウノトリ米はブランド米として、毎年、早々と売り切れるほどの人気ぶりです。今や、地方創生の成功例としてメディアで紹介される同市ですが、目指す理想の姿には、まだ道半ばといいます。
これから、数々のイノベーションが必要となりますが、そこで重要なことは、民間企業との連携です。今回は、事業構想大学院大学主催で、豊岡市と全国で先端的な取り組みを行う民間企業5社、NTTドコモ、花王、JTB、日本航空、山下ピー・エム・コンサルタンツが参画し、これまでのベストプラクティスを共有するとともに、独自のノウハウを豊岡にどう役立てるか、研究してきました。その成果を発表するとともに、他地域への応用可能性を含めた、地域活性へのキーファクターを抽出していきます。
会の最後には、公民連携・マッチングの場を用意しています。
ぜひ、自治体と企業の双方にご参加いただきたいと思います。
概要
・主催:学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 事業構想研究所
・日程:3月15日(木)13時30分~17時30分
・対象:
【自治体】
・地域活性化に取り組む自治体の企画課
・自治体の観光課など地方創生関連部署
【民間企業】
・地域活性化に取り組む企業
・定員:150名(参加希望者多数の場合には抽選)
・費用:無料(事前登録制です。必ずご登録ください。)
・会場:TEPIAホール
東京都港区北青山2-8-44
ポイント
① 地域活性化の先端事例を知り、公民の交流ができる。
② 豊岡市と先端的5社で行った、公民連携・産官学連携の研究成果を共有できる。
③ ベストプラクティスと研究成果から、他地域への応用可能性をキーファクターとして理解し、自身に応用できる。
タイムスケジュール
13:30-13:35 | 開会あいさつ |
13:35-14:00 | 豊岡市長ご講演:豊岡の挑戦 |
14:00-14:20 | ベストプラクティス1:地方創生に関する JALの取り組みについて (日本航空) |
14:20-14:40 | ベストプラクティス2:JTBが取組む地域交流プロジェクト (JTB) |
14:40-15:00 | ベストプラクティス3:ドコモの社会課題解決に向けた取組み (NTTドコモ) |
15:00-15:10 | 休憩 |
15:10-15:30 | ベストプラクティス4:公魂民才で取り組む地方創生 (山下ピー・エム・コンサルタンツ) |
15:30-15:50 | ベストプラクティス5:変わる“くらし”を、うれしい未来へ。 ~生活者の声からつくる新しいつながり~(花王) |
15:50-16:20 | パネルディスカッション1: (豊岡市 中貝市長、神戸大学・保田准教授×本学・田中学長) |
16:20-17:10 | パネルディスカッション2: (豊岡市・谷口課長×企業5社×本学・田中学長) |
17:10-17:30 | 名刺交換会 |
登壇者プロフィール
2005年から現職。人口規模は小さくても、豊岡というローカルにしっかり根を張りながら世界で輝く。「小さな世界都市 ~Local&Global City~」の実現をめざし、コウノトリの野生復帰をはじめ、環境を良くする行動によって経済が活性化する“環境と経済の共鳴”の具体例を積み重ねるなど独自の施策を展開している。
外資系証券会社、投資ファンド、金融庁金融研究センター、小樽商科大学准教授、昭和女子大学准教授を経て、2015年9月より神戸大学大学院経営学研究科准教授。2012年よりふるさと納税の研究を開始し、自治体や事業者の取り組みや地域経済への効果を検証。主な論文は「ふるさと納税のきっかけと動機に関する調査」(ベンチャーレビュー)など。商学博士(早稲田大学)
昭和42年(1967年)兵庫県豊岡市城崎町生まれ。民間企業を経て旧豊岡市役所に就職。平成17年(2005年)4月の市町合併により新たに誕生した新豊岡市では、企画課で新市のまちづくり、都市整備課で交通政策に従事し、平成25年(2013年)大交流課設置とともに初代係長として異動。平成28年(2016年)DMO(一般社団法人豊岡観光イノベーション)の立ち上げにも従事し、平成29年度(2017年)から課長。市のPR戦略、国内誘客、インバウンド戦略を所掌。
日本版DMOサポート室 室長
株式会社NTTドコモにて、東京、関西エリアの法人営業部長を歴任し、 2017年 6月より現職。 ドコモの法人事業に関し戦略策定を行う法人ビジネス戦略部の責任者として、地方創生に関する活動を推進。
1964年東京生まれ。建築史を専攻し、日本の伝統建築研究のほか、エジプト発掘調査隊、タイ国仏教寺院遺跡調査隊等に参加。その後、建設会社にて設計、企画、商品開発、プロポーザルなどに従事。現在は、公共サービスに民間の力を導入する橋渡しとして、地方自治体を支援している。
1986年 国際基督教大学教養学部卒、1988年名古屋大学大学院理学研究科修士課程修了。
1988年 花王株式会社 ハウスホールド研究所入社。ホームケア商品開発部、消費者相談センターを経て、2003年より生活者研究センター(現 生活者研究部)。家庭訪問をベースとする定性N=1調査をもとに、社内外へ「生活者のおもい」に寄り添う提案、情報発信をしている。
株式会社宣伝会議 取締役メディア・情報統括。日本郵便株式会社 社外取締役。広告・マーケティングの専門雑誌「宣伝会議」編集長、編集室長を歴任の後、新規事業の研究と人材育成を行う事業構想大学院大学の教授を兼任。2016年4月、事業構想大学院大学 学長に就任。2020エンブレム委員、伊勢志摩サミットロゴマーク選定委員など国や地域の審議会委員、各種審査員、情報番組のコメンテーターも務める。事業構想による企業のイノベーション、地域の資源を活かした活性化や広報活動、地域デザインのプロジェクト等を企画し、推進している。