持続可能な組織を支える人材育成

組織に散在する実践知を収集し、後世に継承するにはどうすればよいのでしょうか。レジリエンスを備えた持続可能な組織を構築するためには、ナレッジ・マネジメントを経営に内在化すること、すなわち、実務の経験を体系化し、次世代に受け継いでいくためのシステムを自ら構築することが必要になります。

次世代リーダーの育成には、自社の専門性や戦略を踏まえた研修が必要になるにも関わらず、その機能を外部機関や社外研修に頼ってはいないでしょうか。本セミナーでは、組織が自ら教育プログラムを策定し、それに合致した指導法や講師育成を可能にする適切な「組織内教育」のあり方を検討していきます。

登壇者

川山竜二

（かわやまりゅうじ）

学校法人先端教育機構学監

筑波大学大学院人文社会科学研究科にて社会学を専攻。専門学校から予備校まで様々な現場にて教鞭を執る実績をもつ。現在は、「社会動向と知の関係性」から専門職大学、実務家教員養成の制度設計に関する研究と助言も多数おこなっている。また、教育事業に関する新規事業開発に対するアドバイザリーも行う。そのほか、研究施設等の広報活動について科学コミュニケーションの観点からアドバイスを行う。専門は知と社会、プロフェッショナル論、社会システム論。

概要

・日時：2019年9月24日（火）14：00～15：30

・対象：経営者、事業承継者、人事担当者、研修担当者等

・会場：名古屋事業構想大学院（名古屋駅直結）

・費用：無料（事前登録制）

・定員：40名

・後援：中部圏イノベーション促進プログラム（一般社団法人中部経済連合会）