※開催終了しました。
フォーラム イベント オンライン 2022年1月25日(火)開催終了
JICA×月刊事業構想 イノベーションセミナー
~民間企業が海外進出で成功するには~
新規事業開発やビジネスによる社会課題解決は企業の規模を問わず喫緊の経営課題です。そんな時は、日本国内だけでなく世界をターゲットに考えることで、ビジネスチャンスが広がり、突破口を見つけることができるでしょう。平成から令和にかけて企業の海外進出はどのような変化を遂げているのか、活力ある途上国に対して自社の人材や知見でどのように勝負をするのか。最新の事例を知るJICA職員や有識者による解説と、実際にJICAの民間連携事業(中小企業・SDGsビジネス支援事業※後述)を活用した企業から成功事例を学び、企業の海外進出のさまざまなヒントを持ち帰っていただくセミナーを開催いたします。
※中小企業・SDGsビジネス支援事業について
本事業は、企業の皆様が有する優れた技術や製品、アイディアを用いて、途上国が抱える課題の解決と、企業の海外展開、ひいては日本経済の活性化も兼ねて実現することを目指すものです。全国の企業に広く活用頂くことで、各地の地域経済活性化にも役立つことが期待されます。
開催概要
日時 :2022年1月25日(火)13:00~15:50
対象 :海外進出または自社資源(人材やノウハウ)の海外輸出を検討する企業経営者・担当者、自治体の産業振興の担当者
会場 :オンライン開催、アーカイブ配信
主催 :学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学月刊事業構想
参加費 :無料(事前申込必須)
視聴形式:リアルタイムオンライン視聴 / アーカイブ視聴
視聴方法:開催3営業日前と当日の午前中に、接続先のURLをメールで送付いたします。
アーカイブ公開期間:2月14日(月)まで
参加方法の詳細 |
参加方法は下記のうちいずれかになります。 ●オンライン参加(Zoom) 3営業日前と当日の午前中に、接続先のURLをメールで送付いたします。 スマホやタブレットの方はZoomアプリのダウンロードをお願いいたします。 ご用意がない場合、「リンクが無効」という表示が出てしまいます。 ●アーカイブ視聴 公開期間は2月14日までを予定しております。 動画アップロードの際に改めてご連絡差し上げます。 |
【お問い合わせ】
学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 月刊事業構想 ウェビナー事務局
Tel: 03-6278-9031 (10:00~17:00)
Mail:webinar-inquiry@sentankyo.ac.jp
プログラム
-
13:00~13:05
-
Opening/セミナーオリエンテーション
事業構想大学院大学
月刊先端教育 編集長 伊藤 慶子
-
13:05~13:35
-
① 途上国におけるビジネスの展望
アスタミューゼ 代表取締役社長 永井 歩 氏
事業構想大学院大学 特任教授 早川 典重
-
13:40〜14:00
-
② JICAの支援制度
事業構想大学院大学 特任教授 早川 典重
JICA 民間連携事業部 計画・連携企画課 大関 郁 氏
-
14:00〜14:40
-
③ ケーススタディ
ダイキン工業株式会社 小山 師真 氏 梁川 奈央 氏
株式会社川西水道機器 代表取締役社長 川西 章弘 氏
JICA 民間連携事業部 企業連携第一課 企画役 大井 明子 氏
事業構想大学院大学 月刊先端教育 編集長 伊藤 慶子
-
14:40〜15:20
-
④ 途上国におけるビジネス展開成功事例から学ぶポイント
株式会社すららネット 執行役員・海外事業推進室 室長 藤平朋子 氏
JICA 民間連携事業部 参事役 大塚 和哉 氏
事業構想大学院大学 教授 野口 恭平
-
15:20〜15:45
-
⑤ 途上国におけるイノベーションを日本へ
メロディ・インターナショナル CEO 尾形 優子 氏
JICA 民間連携事業部参事役兼計画・連携企画課長 片井 啓司 氏
事業構想大学院大学 特任教授 早川 典重
-
15:45〜15:50
-
Ending/閉会
JICA 民間連携事業部 次長 田中 伸一 氏
事業構想大学院大学 月刊先端教育 編集長 伊藤 慶子
-
備考
-
登壇者は変更になる場合がございます。
講演テーマ・登壇者
Opening/セミナーオリエンテーション

伊藤 慶子
(いとう けいこ)
事業構想大学院大学 月刊先端教育 編集長
SDGs企画担当
① 途上国におけるビジネスの展望

永井 歩 氏
(ながい あゆむ)
アスタミューゼ株式会社
代表取締役社長
東京大学大学院工学系研究科修了。2005年9月、大学院在学中にパテントビューロ(現アスタミューゼ)を設立し、社長に就任。新規事業・イノベーション支援を中心としたコンサルティング事業などを展開している。
-3.jpeg)
早川 典重
(はやかわ のりしげ)
特任教授
羽神の森 代表取締役
はがみの森デザインCEO。知的財産を使った独自の視点で新規事業と経営戦略を提案するBusiness Architectとして、日本を代表するリーティングカンパニーのアドバイザーにとどまらず、日米並びにシンガポールのスタートアップ・VCのフェローとして活躍中。2017、2018、2019、2020年にはThe World Leading IP Strategist 300 (iam300)、2021年にはStrategy 300 Global Leaders 2021に選出されている。 早稲田大学 政治経済学部卒業後、三井物産 に入社。機械、プロジェクト、情報 産業部門で、新規事業責任者として、コマツ物流改革、コマツオーストラリア、三井マキナリアペルー(現コマツ・ミツイマキナリアペルー)、藤沢サスティナブルスマートタウン、中国でのビル省エネエンジニアリング事業・北京泰豪科技、知財ファンドIP Bridge設立や港湾・通信等150以上のプロジェクトに携わり、数々の新会社・ 新事業を立上げ、軌道にのせる。屋久島在住。
執筆記事
知財戦略とは「特許の活用」ではなく「知を生かす経営戦略」(月刊事業構想2019年9月号)
②JICAの支援制度

大関 郁 氏
(おおぜき かおる)
JICA 民間連携事業部 計画・連携企画課
-3.jpeg)
早川 典重
(はやかわ のりしげ)
特任教授
羽神の森 代表取締役
レクチャー③ ケーススタディ

小山 師真 氏
(こやま かずま)
ダイキン工業株式会社 CSR・地球環境センター担当課長
2014年、ダイキン工業株式会社入社。前職で2010年までの5年間、在欧日系ビジネス協議会にてEU環境規制に対するロビーイングに従事。ダイキン工業入社後は、主にエアコンの省エネルギー政策に関連する取組に従事し、国連イニシアチブへの参画、ASEANの省エネプロジェクト組成、JICA民間連携事業としてはメキシコおよびブラジルでの省エネルギー政策支援事業に従事。現在は同社のカーボンニュートラル達成に向けた国内外でのアドボカシー活動に取組む。

梁川 奈央 氏
(やながわ なお)
ダイキン工業株式会社 CSR・地球環境センター
2018年、ダイキン工業株式会社入社。入社以来、メキシコ・ブラジルでのJICA民間連携事業ではプロジェクトの円滑な運営サポートを担当し、ブラジルJICA事業において本邦受入活動業務も担当。現在は、海外拠点の環境アドボカシー活動状況の進捗フォローに加え、エアコンの性能評価規格の策定等にかかるISO技術委員会の幹事補佐業務に従事。

川西 章弘 氏
(かわにし あきひろ)
株式会社川西水道機器 代表取締役社長
慶應義塾大学商学部卒業 英国エジンバラ大学MBA
前職・野村総合研究所では、経営コンサルティング業務に従事。その後、2008年に家業である川西水道機器に入社。主に企業改革や海外事業の立上げ等に従事。2018年より現職。
現在、JICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業(案件化調査)を通じて、ケニア国で同社の管継手導入による水道事業における漏水問題の解決に取り組んでいる。

大井 明子 氏
(おおい あきこ)
JICA 民間連携事業部 企業連携第一課 企画役
2002年よりJICA国内機関及び国内事業部にてNGOや地方自治体等とJICAとの連携・支援事業に従事。その後、2021年4月より民間連携事業部にて中小企業・SDGsビジネス支援事業を担当、企業の海外展開支援・企業との連携を通じた途上国の開発課題解決に取り組んでいる。

伊藤 慶子
(いとう けいこ)
事業構想大学院大学 月刊先端教育 編集長
SDGs企画担当
④途上国におけるビジネス展開成功事例から学ぶポイント
-scaled-e1637539394508.jpg)
藤平 朋子 氏
(ふじひら ともこ)
株式会社すららネット 執行役員・海外事業推進室 室長

大塚 和哉 氏
(おおつか かずき)
JICA 民間連携事業部 参事役
英国開発学研究所修了。JICAでは主に、東南アジア、中南米・カリブ地域の経済開発分野の事業に従事。ブラジル、メキシコ等での在外勤務も経験。近年は、JICA民間連携事業に関わっており、中小企業・SDGsビジネス支援事業の立上げ・制度設計・改善に従事。民間企業との共創を考える日々が続いている。

野口 恭平
(のぐち きょうへい)
教授
(株)LIXIL 参事 マーケティング開発リーダー
慶応義塾大学法学部を卒業後、日産自動車(株)に入社。宣伝部長、北米日産(@LA)商品企画Directorを経て、グローバルマーケティング部長として日、米、欧、アジア等グローバルのマーケティングコミュニケーション戦略を統括。その後グローバル市場での知財/ライセンスビジネス部長などを歴任。
2014年より(株)LIXIL 執行役員 グローバルマーケット戦略統括部長、その後マーケティング統括部長等を経て現職。2012年より事業構想大学院教授に就任(専門はブランド&グローバル)。Global Future Marketing Award アジア地区審査員(2005年)、「もう一つのプレゼン・ 選ぶ側の論理」(インプレスジャパン社)等著書も多数。
執筆記事
レクチャー⑤ 途上国におけるイノベーションを日本へ

尾形 優子 氏
(おがた ゆうこ)
メロディ・インターナショナル CEO
メロディ・インターナショナルは、2度目の起業。1度目は日本初の産婦人科電子カルテの事業化に成功。Japan Venture Awards 2009 中小企業長官表彰を受賞。インターネットと医療ICTの草創期からの経験を活かし、妊婦と赤ちゃんの安心・安全のための周産期遠隔医療プラットフォームの構築とビジネス化を目指す。

片井 啓司 氏
(かたい けいじ)
JICA 民間連携事業部参事役兼計画・連携企画課長
1998年京都大学工学研究科建築学専攻卒、JICA入構。2004年米国コロンビア大学国際関係・公共政策大学院卒(国際経済政策専攻)。フィリピン担当課、インド事務所、企画部、経済開発部等を経て現職。2020年1月スタートアップ支援事業(Project NINJA:Next Innovation with Japan)を開始。現在は民間企業と連携した開発途上地域の課題解決を推進中。
-3.jpeg)
早川 典重
(はやかわ のりしげ)
特任教授
羽神の森 代表取締役
Ending/閉会

田中 伸一 氏
(たなか しんいち)
JICA 民間連携事業部 次長
東京三菱銀行(現在の三菱UFJ銀行)を経て、JICA入構。青年海外協力隊事務局、財務省出向等の後、インドネシア事務所に3年間駐在し、同国の投資調整庁、商業省および工業省等を協力相手としたプロジェクトを担当。帰国後は、アジア主要国における投資促進・産業振興や現地の起業家育成のためのプロジェクトを担当課長として推進、日本企業と現地企業のネットワーキングにも取り組んだ。最近では、JICA内でデジタルトランスフォーメーション(DX)推進タスクフォース長を務め、DX推進部署を新設。現在、民間連携事業部にて、ビジネスを通じた途上国の社会課題解決・SDGs達成を目指し、企業との連携活動を推進中。東京大学経済学部卒、コロンビア大学国際関係・行政大学院修士(MIA)。

伊藤 慶子
(いとう けいこ)
事業構想大学院大学 月刊先端教育 編集長
SDGs企画担当